過去のVOICE 2009.4.1-2009.9.30




2009.9.29 昨夜の風雨の強さに何度も起こされた。土沢の様子が心配になり高速往復で土沢滞在30分で戻ってきた。美術館では平澤さんはじめいよいよ忙しく、いちいち来訪者に構ってられないといった雰囲気。それはそうです。今回は初めて参加の方も多く、会場に案内するとこから個々に行わなければならないわけだし。どうやら昨夜土沢は盛岡ほど風が強くなかったらしい。作品はまったくと言っていいほど変化がなかった。変わったことと言えば、作品設置場所までの登り道に、きちっと杭とロープが巡らされていたこと。これには感謝である。聞くと大工さんがやってくれたそうで、こういうところにも目に見えない多くの人の協力があるんだと思いました。展のチラシを少々いただいて来た。このチラシの裏面にはたまたま取材?撮影された23日頃の制作のスナップが地に印刷されている。

2006.9.27 現地制作十二日目 またしばらく制作から離れるので昨夜遅く土沢入り。土沢泊まり。結局昼過ぎまでタープの張り替えに費やす。そもそも2.7×3.6Mシート一枚では雨対策として心もとないので1.8×2.7Mを継ぎ足すもどうも中途半端であり、思い切って花巻市内まで車を飛ばす。3.6×3.6Mシートを探すもなく、しかたなく3.6×5.4Mを購入。少々張替には手間取ったが設置終了。ただし実際雨風が吹いた時、どうなるかは試すしかない。午後は最上部の処理というか、高さを出せるだけ出してみた。おそらく作品高は3M10CM 位であろうか。

2009.9.25 朝一で、土沢の現場にてタープ調整。メインのロープをラチェット締め具で張り直し。

2009.9.24 彩園子ギャラリー新装記念企画展 黄泉の国見聞録 大宮政郎の世界 DRAWINGS 100選 ギャラリー彩園子T、U

2009.9.23 現地制作十一日目 細部の大まかな修正を終える。昼前に降り出したしとしと雨でもやはりタープだないとじんわりと作品は濡れるだろう。まだフキサチーフ等による防水性を出していないので追加の1.8×2.7Mシートで雨対策。張っている時は気づかなかったがメインのロープを木と木の間に水平に直線状に張ったつもりだったが、よく見ると途中横から引いたロープのせいでなのかジグザグになっていた。これはかなり気になり、近々タープの張り直しをする方向でこの日の作業は終了。。
2009.9.22 現地制作十日目
2009.9.21 現地制作九日目 土沢祭り二日目神社でも催しの準備やらで一日人の出入りが多かったがおじゃまする。とにかく先を急ぐため近づいては遠ざかる山車の掛け声を聞きながら、結局最終段の高さまで型を取った。
2009.9.20 現地制作八日目 朝から台風の影響による強風。雨対策に張ったタープが強風に引裂けん勢いで荒れ狂う。結局タープの角度を変えようと試みるが強風には勝てない。力を逃がすようによどんだタープがせめてもの対抗。防風ネットも購入してくるが効果が目に見えてあるとも言えない。そのくらい強い風があの場所だけ通り抜ける。午後遅くやっと風が収まるが、風に一日当たり疲れ切った。いままで無風状態という現場から想像の出来なかった風向きに対策を練り直さねばならない。風でかなり作品が傷んだが、作品自体の目処がある程度ついてきた。

2009.9.19 現地制作七日目残り日数から逆算してペースを上げて制作。夕方同じく制作帰り?の作家に会い、情報交換。今日は神社の近所の方やら結構制作を見に来る方もあった。明日からの土沢祭り前夜祭?で神楽奉納を寒さに震えながら見学。土沢泊まり。

2009.9.18 現地制作六日目制作の合間に今日オープニングセレモニーのあった萬鉄五郎記念美術館開催集団N39 1962年―1969年に参加。
    
2009.9.17 現地制作五日目 会期は10月3日からであるが、直前はどうにも時間が取れそうにないので。しかしながらいよいよ困難に直面している。それは同じ手法の同タイプの作品は今まで二回同じ場所で行っているが、今回は大きさが2倍以上ある(表面積と言った方がいいか)。今までは片面のみであったが、360度から作品が見られる完全に立体として立ち上がる。これは思った以上に重労働で、今日の時点でいったいこの先どれだけ時間がかかるのか見当もつかない。しかも野外で表面が”紙”の作品なのだ。この無謀としか言いようのないプランを成し遂げることができるか今までにない焦りにさいなまれている。今日は神社の関係者にご挨拶。高さが決まり合わせて単管パイプを買いにコメリに行く(近くに結構品揃えのいい店があり助かる)。

2009.9.14 アート@つちざわ 現地制作四日目 続けて制作できるのも今日まで。さすがに朝からとはいかないが10時半より制作。最後はランタンを灯して午後6時半までフルで制作。とは言っても予定していた段階までは進められず帰宅。HPによるとぼちぼち宿舎?もオープンするらしいが、遠方からの出品者には気がきいている。一回目の参加ではよく制作を終え、休憩所で炊き出しのお世話になったし、毎日結構な利用者がいた。今年あたりはどうなのだろうか。インスタレーションと言っても準備してきたものを設置するのと、今回のように一からすべて現地で制作するのとは現地で要する時間も変わってくる。後者を選んだ私にとって一日一日がとても重要になるし、天気にもかなり左右される。森の中、木と土の温かさを感じつつ制作が続く。

2009.9.13アート@つちざわ 現地制作三日目 雨天のためと少々疲れ午後からの作業。これでもやっとスタート地点に立ったというところ。
岩淵毅弘 絵画展 個展BORDERLINE V Gallery Space けやきラウンジ

2009.9.12 アート@つちざわ 現地制作二日目
九月のまちかどウィンドウギャラリー 小畑裕子 おおつか(花巻市東和町)

2009.9.11 アート@つちざわ 制作一日目 やっと時間を取っての現地での制作。この企画に参加してから5年という歳月が過ぎた。’07と08年はそれまでの二回と異なる指向の展だったわけで、参加はこれが三回目になる。とは言え、つくずく時間の経過を感じる。’07と08が選抜展とアートクラフト展だったことで、ずいぶん感覚的にも間があいた気がする。'07,08も見てはいるが、参加するのとでは意識が違う。アート@つちざわの公募を毎年行うのもやり方としてあるかもしれないが、100人から200人超えの出品者とはけた外れだ。実際問題としても、企画・サポートする側にも出品する側にもインターバルは必要なのだから。事務局のご苦労は我々出品する側には考えられないほどのものなのだろうと推察する。だから今後、伝え聞く一年置きの開催は妥当なところだろうと思われる。
 今日はそんなわけで三年ぶりの現地制作となった。慣れているといえばそうとも言えるが、やはり三年の間隔は大きい。鏑八幡神社裏山の制作場所は雑草も生い茂り、倒木やら枝やらでまずは最小限のスペース確保からだ。今日はおよそ予定していた取っ掛かりまでで良しとした。これから長いので、急いで作業が精度を欠いていかないようにとも思う(実際は、設計図のない頭の中で、修正しながら進めるので精度とはかけ離れた仕事だが)。限られた時間の中で、野外という外的な要素に左右される今回は、状況を計りながらの作業となる。
  


資材の搬入、骨になる単管パイプを組み始める。

2009.9.9 福田繁雄 追悼特別展―76歳の笑涯― 二戸市シビックセンター・福田繁雄デザイン館

2009.9.8 山形美術館 

2009.9.5 多様な表現の中で 安藤郁子 宇田義久 小林志保子 近藤克 さいとうよしとも 展 旧岩手県令邸

2009.9.4 太宰治と美術 青森県立美術館

2009.9.2 マンガ百花繚乱展 石神の丘美術館

2009.9.1 アート@つちざわもそろそろ気になりだし、美術館に展示について確認。現地を軽く下見。何度も見ている場所とはいえ、今回は野外で制作から展示まですべて行うため、風雨や湿気に対する対処をどうするか検討。とは言ってもどこかでいままでのことを特別野外での展示を意識しないでそのまま提示してみたい思いもある。おそらく耐候性を犠牲にしても壊れそうでもそこに存在させることの方を選ぶことになるだろう。

2009.8.30 マンガ百花繚乱展 萬鉄五郎記念美術館

2009.8.26 フェルナンド・ボテロ展 特寿宮美術館
ルノアール展 ソウル市立美術館
KIM MYUNG HWA VITGALLERY
BALANCING THE SENSESU SangDuk Yu Gallery AKA Space
AUTONOMOUS PAINTING Lee.Hyun_Solo Exhibition 
Junu H.Park KIMYOUNGSEOB PHOTOGALLERY
KIM SUNG NAM OH JEONG IL LEE MIN HYUK HAM MYEONG SU unc GALLERYほか
ソウル市内の美術館、ギャラリーを数カ所見学する機会を得た。たまたまこの時期であったため、本当であれば見てみたかった企画もあったわけだがまた機会があれば訪れたい。ソウルのアート事情についてのバックボーンもよく知らずに飛び込んだわけだが、美術館で開催中の企画展については特に韓国で見たから特別な印象を受けたものではなかった。ルノワール、ボテロともに充実した内容であった。市内のギャラリーは、入口から勘で現代系の作品展示を中心に見た。これもまた日本でも韓国でも共通した制作の根底にある意識というものが見て取れた。ただ韓国的に写ったのは表象的な図像というより、言語、文字の表出に遭遇したとき文化の違いにはたと気付かされる思いからだったのか。

2009.8.20 ゆらめく日常 アートの交差点〜新進アーティストの視点〜 郡山市立美術館

2009.8.5 もりおか啄木・賢治青春館 第四十回企画展 JAPON-JOCONDE 中村 誠+福田繁雄 モナリザ100微笑展 もりおか啄木・賢治青春館 
小笠原 卓雄展 Integral.series-H ギャラリー彩園子T
UNBALANCE BASE 東北とアイデンティティ展

2009.7.31 十月になれば始まる「あーと@つちざわ」への参加が決まっている。HPによるとそろそろ現地視察やプランニングに入っている人もいることと想像する。私のプランは100%現地制作を考えている。過去2回の参加とも現地制作であった。もう何度制作に通ったか知れない。盛岡からつちざわまでの距離はそれほど遠いとは言えないが、ほどよく遠いと言う感覚である。車では小一時間であるが、自転車で数度伺ったこともある。その場合帰りも自転車をこぐのはさすがにつらい。しかしこのほどよい距離感によってか、忘れている何かをつちざわの街を訪れるたびに思い出させられるような勝手な思いがしてならないのだ。盛岡から大迫方向にルートをとると途中東和町方向に進路を変える。心地よい起伏のアップダウンを繰り返しながら次第に高度が上り、ピークを越えると、美しく連なる棚田を眺めながら、西に広がる北上平野に吸い込まれるようにつちざわに辿り着く。稲穂が黄金色に輝く頃が格別だが、季節によって街の趣はちがって感じられる。しかし共通して言えるのは、特別な祭事や、それこそアート@つちざわの開催期間を除いては、きわめて静かな街だということ。日曜日でも人に出会うことは、ほとんどないと大げさに言っていいほどだ。たまに人に会うと見ず知らずの人でも挨拶してしまいそうなほどで(実際向こうもそのような表情をしている)、都市部における人口の過密さと、そこに生きる人間の疎外感とは正反対の感覚を覚える。表面的にはこの街を訪れた時、人に出会うことはほとんどないのに、この街にはそこに住む人々の鼓動がそこはかとなく感じられてならない。目には見えないのだけれど、そこにたしかに在るなにものかがおしよせてくるのをいつも感じる。そんな目に見えないものに引き寄せられる感覚が、この街で制作するきっかけになっている。作家にとってはどこで制作しても同じものが出来るのかもしれないが、三回もこの街で制作しようとしている自分がいる。制作はまったくぶっつけだ。実際の制作は九月の中旬を予定。

2009.7.18 伊藤 自 展 ギャラリーla vie

2009.7.11 国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア 岩手県立美術館 
常設展 第2期展示 岩手県立美術館

2009.6.27 菅沼緑 展 KATACHI けやきラウンジ 最近はなかなか観たい展覧会を見逃したり、観てもここに記録することも出来ないままいた気がする。見逃した展はその時その場でしか成立しない貴重なものであるだけに残念な思いである。菅沼緑さんのACAC(青森国際芸術センター)での展もそうだ。しかしここけやきラウンジでの展示で、少しコンクリート打ちっぱなしの空間での作品が想像できた。菅沼さんは私が美術に関わり始め、東京の画廊歩きをしていた頃にすでに親しみのある曲線によって表された木の作品で面識はなかったものの知っていた。今は東和町(現在花巻市)に移住し、活動されている。最近はカラフルに彩色された立体作品がそのフォルム(KATACHI)を一層、純化させているように思う。引くことも加えることもできないフォルムとでも言うのか。それは彩色してもその色彩の効果に加担するのでない気がする。シェイプドキャンバスという言い方があるが、菅沼緑さんはシェイプドキャンバス自体を作っている様に思えてくる。シェイプドキャンバスはそのフォルムがやがてその表面に企てられる表現を予測するが、菅沼さんの作品を見ていると基底材自体でも十分自立し得るということをふと思った。

街かどギャラリー「福田紗也佳展」 「洋品と靴 おおつか」東和町には常時美術と向き合える萬鉄五郎記念美術館がある。その存在は大きい。常に訪れるものに場(作品を通して)を開放する
ということの意義は計り知れないと思う。この小さな町にはコミュニティーセンター?の中にけやきラウンジという作品が展示できる喫茶がある。一ヶ月という長いスパンで作品発表がなされている。そして新たな試みとして商店街にアートの常設?コーナーをという企てが今回の街かどギャラリーのようだ。ごく普通の商店の中にアートを混在させるというのは、先日十和田市でふとん屋さんの陳列に混じって展示されていたチェ・ジェンファのインスタレーションなどでも面白いと思っていた。今回も洋品と靴のお店の中に違和感ない存在として福田紗也佳さんの写真と関連付けた小さなタブローによるインスタレーションにふれることが出来た。当たり前のことではあるが作品が画廊や美術館で観るのとちがって、日常の風景と重なり合ってしまうところが面白い。

2009.6.22 藤澤朋広 展 ギャラリー彩園子T、UTでは習作や小品が並ぶ。なぜか大学時代の絵画教室の雰囲気を思い起こさせた。そこには絵画と向き合う姿または絵画と格闘する前の作者の構えのような純なるものが流れる。Uの会場には一変して100号大の大作がぎっしりと並ぶ。曰く公募展作品とのこと。公募展に全く縁のない私には、作家の言葉「公募展用の作品」というこの場合の使い分けが習慣にない分、妙にその作品群の迫力に納得させられる。Tの会場にはない、一貫したテーマというか形式が見て取れる。すべての絵画には何かに束縛されてもがくような、またはある不自由な均衡の中に身を置く現代に生きる人間の姿が描かれているように思えた。目に見える社会構造と目に見えない混沌、そして現代に生きねばならない作家自身の苦悩と、その中に見出せる連帯感とでもいうのか。硬直したような人体のフォルムに対して曲げて描くのが苦手だと言われていたのが印象的であった。宮沢賢治や石田徹也が描き出す人体のフォルムをどこかで思い出す。

2009.6.12 八戸市美術館 コレクション展T 静物画〜テーブルの上から〜八戸市美術館

2009.6.10 福田繁雄展 シビックホール
村田とも子展 影 e-i アートステーションギャラリー
常設展 ギャラリー彩園子 
2009.6.9 百瀬 寿展 諄子美術館
2009.6.8 NEW HORIZON 小川裕太 黒澤笑子 写真展 ギャラリー彩園子U
2009.6.3 開館1周年記念 チェ・ジェンファOK 十和田市現代美術館ほか商店街 

2009.6.2 山口タクオ2nd 写真展 ギャラリーla vie
うちわ展 ギャラリー彩園子

2009.5.31 レオナール・フジタ展 没後40年 藤田嗣冶 幻の群像大作 最後の日本公開! せんだいメディアテーク6階ギャラリー
寺山修司と天井桟敷◎ポスター展―演劇実験室◎天井桟敷の宣伝美術の全貌― PARCO SPACE 4(仙台PARCO 4F)

2009.5.28 蜷川実花展 −地上の花、天上の色− 岩手県立美術館

常設展 gallery 彩園子T

2009.5.23 大沢幸・銅版画展 galerie TURM 

2009.5.17 「oddddddddddddd」展 岩手大学図書館ギャラリー

2009.5.14 印象・いわてー7人の画家の表現 石神の丘美術館

2009.5.9 ワイエス 展 福島県立美術館 郡山市立美術館

2009.5.4 川村康徳 展 Gallery彩園子T
八重樫理彦 展 Gallery 彩園子U、harappa 弘前

2009.4.26 作品搬出 湯本美術展示館

2009.4.25 斎藤純セレクション「印象・いわて−7人の画家の表現」開幕 石神の丘美術館

2009.4.19 個展の記事を岩手日日新聞と岩手日報に掲載していただいた。そこでDMの間違いに気付く。原稿を作る際に休館日があったことが意識の中から消えてしまっていた。記事には休館日が記載されていた。しかしもう今さらDMを訂正もできない。慌てて館に確認すると最初から気付いておられたようで、休館日は月、火でその通りですとのこと。申し訳ないことをしたことをとにかく謝ると、もし来てくださった方があればその時は開けて下さるとのやさしいお言葉。普通であればDMができた時点で訂正を加えるものであるが、知っておられたのにこちらが気が付くまでそのままにして下さった。これも故村上善男氏の教えなのだと後でお聞きした。

2009.4.15 本日より個展開催(4月26日まで)。湯本美術展示館は小田原光晴さんが館長をされる故村上喜男氏の湯本期の記念室を併設する個人美術展示館である。そこには村上作品に流れる厳しい空気が今も通う。そんな展示空間で個展を開けるのは光栄であると同時に、鋭い批評の目にさらされているようである。展示はいつも以上に時間を要した。それは私の作品の性質上、空間の間取りからレイアウトを思い描いていても、光によって通常以上に影響されるからなのだ。天窓から自然光の入る独特の空間ですべての時間に一定して見せるのは不可能だ。しかし、一瞬であっても作者の意図通りに浮かび上がる、またはフェードアウトするようにと苦心する。その後訪れて感じたのは午前の光の下、天窓を開けて見るのがいいかもしれない。曇天になるとスポット光のタングステンが目立ってくる。館長の小田原さんには細やかな配慮をいただき感謝している。決めるべきところはお任せできるのでとても展示がしやすい。館の外の掲示板にも展示せよとのことなので数点初期作品を展示させて頂いた。

蜷川実花展 −地上の花、天上の色− 岩手県立美術館

2009.4.11 蜷川実花展 −地上の花、天上の色− 岩手県立美術館

2009.4.5 2009年度湯本美術展示館オープン企画 村上善男展 湯本美術展示館 15日からの個展会場下見を兼ねて。外には村上善男展看板に並んで既に長谷川誠展の看板も設置されていた。今回の個展は湯本美術展示館の2,3室を使わせていただく。図面からおよその展示作を考えてきたが、実際空間を見ると壁面の長い入口から入り二部屋目が難しく思える。それは第一室、第三室に通じる開放性のある空間であるためなのだろう。それと白い作品に白いテクスチャーを持った壁も作品を持ってきたときの賭けになる。