〜Le Monde〜 水彩風景画の簡単な描き方
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ドーテの風車小屋

作品情報:


フランスのプロヴァンスにある風車です。
フォンヴィエイユという場所にあるそうですが、 ドーテの『風車小屋便り』という文学作品に出てくる場所といわれています。
旅行のパンフレット写真に惹かれたのですが、写真の構図が既に絵そのもの。
何でも少し離れた場所から風車を見ると絵になるスポットがたくさんあるとか。


使用画材:


絵の具:
ホルべイン
ヌーベルプチカラー
ウィンザー&ニュートン


紙:
B6画用紙(図形印刷)


筆:
ミニリセーブル4号・2号(ホルべイン)


ペン:
ピグマ0.05


制作ポイント:


旅行の前半が雨続きでこの日はようやく晴れました。
空がグレーなのは、単にこの絵をパソコンに取り込んだ時の変色です(スキャナを変えたらこんなことに……)。
雲は普段あまりハッキリとは描かないのですが入れてみました。悪くなさそうです。


プロヴァンスというと鮮やかで青い空のイメージです。
強烈な陽光も欠かせないので、光と影の対比を少し大げさにしてみました。
私にしては空の青が鮮やかです。


塗り斑に構わずとにかく空を鮮やかに(私にしては、ですが)。
この青はウルトラマリン(ホルべイン)とブルー(ヌーベル)の混色です。
石材は恐らくベージュなのでしょうけれど、強烈な光に白く焼きついていますので、 薄い色で。
影は空の青の影響か青っぽく見えたのでその色合いを少し強めにしました。


海沿いではありませんがやはり地中海の国で空気は乾いているようです。
日本の川沿いではこんな遠くの橋まではっきり見えませんが、左手のかなり遠くの橋までぼやけずに見えています。
家並みや森のタッチは一緒なので、筆の動きは画面の右も左も大差ないのですが、 それらを二分する川は描き方が違うので、ちょうどいいアクセントとなったうえに画面の分割効果があるようです。


細かいことは考えず、ザッザッと勢いで描きました。
このような絵は粗いほうが雰囲気が出るようです。


手前のポプラが気に入っています。
影を強調したかったので、ベースの緑が完全に乾いてから濃い緑を重ねました。
濡れているうちに重ねるとぼやけてしまうので、強調したいときは一度乾いてから色を乗せるとハッキリします。


ひとことメッセージ



  
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