〜La Monde〜 アマチュア作家の雑多な趣味サイト
ここでは管理人の描いた絵を紹介します。制作のポイントも。
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ヴァルトブルグ城   ドイツ / アイゼナッハ

絵具:ホルベイン/ヌーベル
用紙:廉価画用紙(B6)
時間:約2時間

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作品情報:
歌劇タンホイザーや宗教改革で有名なルターでおなじみの城です。
木組みの部分と石造りの部分の対比が美しいですね。
ドイツ訪問時、ここへは行けなかったのですが、 ある町でお土産に買ったトランプにこの写真が刷り込まれていました。
ぜひ一度訪問したい場所です。
制作ポイント

小さな建物ががけの上に連なっています。
それぞれが違う色合いで異なる雰囲気を持っているのですが、 それをどう上手くつなげて見せられるかが難しいところです。
利用した写真では見えませんが、右の城壁の木組み部分はもっと長く、 城の入り口方面から見るとかなりの距離があるようです。

典型的な中世ドイツの城を思わせる、褐色系の色合いが特徴です。
暗めのくすんだ色合いが中心のため、城部分の混色は、 ウルトラマリン・クリムゾン・イエローオーカーのみを使用しています。
褐色系を中心に、影の部分に青みの強いくらい色を足すとそれらしい色合いになります。

木々の緑は、三色混色の緑に、出来合いの緑、茶色系の色を足しています。
本格的な秋ではないのでまだ紅葉はしてませんが、葉の色はだいぶ変化を始めています。
ですので、褐色系を足した色合いにして雰囲気を出しました。
なお、色塗り後は線がぼけたため、上からざっと耐水ペンでラフスケッチを足しています。


個人的にはあまり気に入った出来ではないのですが、他の方にはなぜか評判がよい不思議な絵です。
自分では、典型的な『色を塗らなきゃ良かった』という失敗感なのですが。

ちなみにこれが色塗り前の状態です。
鉛筆スケッチだけでやめておけば良かったと思ってますが、どうでしょう?



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