〜Le Monde〜 水彩風景画の簡単な描き方
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TOP> 作品集>フィレンツェ遠景(ミケランジェロ広場から)


フィレンツェ

作品情報:


イタリアのフィレンツェの遠景です。
フィレンツェ観光の定番・ミケランジェロ広場から花の聖母寺院方面の展望です。
ドゥオモはもちろん、川とベッキオ橋も見え、フィレンツェの観光スポットが目白押し!
……の風景なわけですが、遠景ですべてがぎっしり詰まっているので、 ここは全体の風景を一つの物として見たほうがいいかもしれませんね。


こういった絵葉書や観光ポスターの定番の風景というものはいかにも絵になる風景なのですが、 実際に描いてみると絵にするのは難しいという場合が少なくありません。
しかし何とかそれっぽく収めることができました。


使用画材:


絵の具:
ヌーベルプチカラー
ホルべイン
ターナー


紙:
B6画用紙(図形印刷)


筆:
ミニリセーブル4号・2号(ホルべイン)


制作ポイント:


旅行の前半が雨続きでこの日はようやく晴れました。
空がグレーなのは、単にこの絵をパソコンに取り込んだ時の変色です(スキャナを変えたらこんなことに……)。
雲は普段あまりハッキリとは描かないのですが入れてみました。悪くなさそうです。


とにかく細かい建物がぎっしり詰まっているのでそれをどうするかがポイントの一つでしょうか。
こういう時はたいてい町の区画ごとに建物が塊になっているので、その塊で一つとみなして描くのですが、 建物群に高低差がないためか塊もとらえられません。
こんな時は仕方ないので開き直ります。
描くのは屋根と、一番手前(ここでは川沿い)に見えている壁だけ。
奥の建物は、目印である聖母寺院と塔以外は屋根しか描かないことにします。


遠くて小さいので建物一つ一つの形は描きません。
力を抜き、赤茶色の色を横方面において屋根っぽくしたら、 あとはちょっと壁っぽく縦方向の影を乗せるだけで街並みの出来上がりです。


海沿いではありませんがやはり地中海の国で空気は乾いているようです。
日本の川沿いではこんな遠くの橋まではっきり見えませんが、左手のかなり遠くの橋までぼやけずに見えています。
家並みや森のタッチは一緒なので、筆の動きは画面の右も左も大差ないのですが、 それらを二分する川は描き方が違うので、ちょうどいいアクセントとなったうえに画面の分割効果があるようです。


※この作品は制作手順を公開しています。    【制作の手順はこちら】


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